国語が苦手な算数くん ~中学受験と開成生活~

国語偏差値35から開成合格!!

勉強に全集中!(音楽と勉強②)

音楽でドーパミンセロトニンを出すことが勉強にプラスに働く可能性は前回触れました。本日は「音楽との付き合い方」についてを少々。

 

■音楽 vs 耳栓

結論どちらでもいいと思います。集中するということは所謂「ゾーンに入る」という状態であるため、集中してしまえば音があろうがなかろうがどちらでも構わないというのが理由です。結局のところ『音楽を使って神経伝達物質を刺激する』か『不要な情報をできる限りシャットダウンして、シングルタスクの状態を作る』のいずれを選択するかの違いであって、好きなほうを選べばいいと思います。

 

■使用する音楽の種類

よく言われる話ですが、歌詞が入っているのは避けたほうが良さそうです。歌詞が入っていたとしてもせいぜい理解できない外国語くらいが無難かと。YouTubeで「耐久」「作業用」などの絞り込み検索を使用すれば好きな音楽が見つかるかもしれません。

なお、「クラシックがいい」「アップテンポがいい」「自然音を使えばアルファ波が出る」などいろいろな意見はあるかもしれませんが、基本的には好きなものを選んでテンションが上がればBGMの種類はなんでもいいと考えています。

 

■本番は音楽がないから家庭学習も音楽はない方がいい

本番に近い環境を目指すのは素晴らしいことかと思います。でも本番の緊張感を自宅で作るのはほぼ不可能。だったらこの観点はほぼ無視しています。もちろん直前期には朝方に変えたり、過去問を原寸大で準備するなどはやるつもりですが、それ以外は自宅では不要と考えています。本番に近い環境は模試などを利用すれば十分かな?と。

 

2回に分けてダラダラを書いてきましたが、「音楽があった方がいい」と推奨しているわけではありません。「音楽を利用する方法もありと言えばあり」というレベルの話です。一度試してみてはどうでしょうか?