国語が苦手な算数くん ~中学受験と開成生活~

国語偏差値35から開成合格!!

吾唯足知

1月29日

 

1月も本日を含めてあと3日。受験勉強の追い込みもあとわずかしかできません。

 

やり残しの無いように出来ることは全てやる!!

 

そんな意気込みで直前期を迎えましたが、実際のところはやり残しだらけです。昨日は偶然取れた高得点を誇らしげにブログに上げましたが、やりたいことはまだまだ尽きません。算数くんの現状は科目別に以下のようなイメージであり、やはりやり残しだらけです。

 

■ 算数

過去問の間違い直しはほとんど手付かず。分野別の弱点克服などに力を入れてきた直前期であったと感じますが、本心を言えば過去問の見直しまでしっかりやりたかったです。ケアレスミスをなくす対策も疎かなまま。実力自体はかなりついたように感じていますが、安定性はまだまだ足りない状態で本番を迎えそうです。

 

■ 国語

漢字や語彙などにも力を入れてきたつもりですが、正直まだまだ弱さを感じています。5年生の二学期は「腰」「息子」と言った幼稚園レベルの言葉すら知らなかった事を考えると飛躍的に伸びたのは間違いありませんが、それでも第一志望を戦うには少々の足かせとなる気がしています。

文章読解もしかり。読み方・解き方ともかなり改善がみられていますが、まだまだ体に染み込んでおらず、いい時と悪い時の差がかなり激しい状態です。

第一志望に焦点を当てると記述力はかなり厳しい状態。解答に盛り込む要素などはある程度しっかり捉えられるようになってきましたが、文章力そのものがまだまだ未熟。採点者に上手く文意が伝えられないケースも多々あるようです。

国語力の上昇を少しずつ感じ始めたタイミングだけに、あと少しの時間が欲しかったように感じています。

 

■ 理科

サピの先生からは「応用力はあるが基礎が危うい」とコアプラスの再徹底を指示されましたが、正直なところあまりできていません。

実はサピックスの学校別SOの理科の偏差値は2回とも40台前半とかなり厳しい状態でした。1月のそっくりテストでは1~4回目まではB判定で5回目はA判定とむしろ得点源に変わっていましたが、サピックスの「知識の50題」ではポロポロ穴があったので、やはり基礎力が足りないのは間違いの無いところなのでしょう。記憶物は直前でも間に合う部分もあるので、最後まで足搔くつもりですが、やはりやり残しはどうしても出てきてしまいそうです。

 

■ 社会

以前は歴史が得意で地理公民がやや苦手としていましたが、今はだいぶ均一化してきたように感じています。しかしながら穴も多い状態。4回あった合格力判定サピックスオープンでの偏差値は50台中盤から60台後半までと幅広い結果でした。学校別SOでは40代後半と30代後半の偏差値。そっくりテストでは平均点前後をうろうろすることとなりましたが、やはり得点源とするためには基礎知識の再徹底ももう一周くらいしたいところと考えています。また理科もそうですが時事問題への対策も少々足りていないかな?といった感じ・・・。

 

そんな訳でやりたいことを挙げればキリがありません。

 

そこで我が家ではタイトルである「吾唯足知」を言い聞かせております。

 

この言葉を聞いて京都が好きな方は龍安寺を思い浮かべるかと思います。個人的に大好きな言葉であり、家族で龍安寺に行った時にはこのキーホルダーを購入したくらいです。当時低学年だった算数くんにもこの言葉の意味を説明したところ「いい言葉だね!」と共感してくれ、おそろいのキーホルダーを購入した思い出のある、我が家では大切な言葉の一つであります。

 

やりたいことを全てやり切った受験生はほとんどいないと思います。そもそも入試は満点を狙う必要がないので、出来ないことや知らないことがあるのは当たり前であります。

 

目標を目指す過程においてはハングリー精神が重要ですが、本番に向かう直前は『現時点では可能な限りやり切った』と自信を持つことが大切であるような気がしています。

 

最終日まではハングリー精神と共に勉強を頑張り、試験当日は知足の精神で乗り切ってもらいたいと思っております。