算数の大幅失点で涙を流す算数くん。いつもは悔しい事があっても必死に涙をこらえますが、今回ばかりはこらえる事が出来なかったようです。
たくさんの声掛けをしました。
・算数の平均点は予想より高くないかもしれないよ!
・出願者が例年より少ないから、繰り上げ合格が狙える可能性も高いよ!
両親がそれぞれに思いつく限りの言葉で慰めました。
加えて自分自身のブログを少し本人に聞かせました。
もちろん全文ではなく、必要と思われる部分のみですが・・・。もしよろしければ後半部分をご笑読いただければ幸いです。
一番響いた言葉と思われる内容は以下のようなものです。
算数の才能は間違いなくあったと思う。でも算数はミスをした。本番では足を引っ張ることになった。それでも理社は凄く出来たんだよね?もし算数の失点を理社がカバーしたとしたら凄いことじゃない?それは努力が才能をカバーしたって事だから。きっと今回は算数くんの頑張りが実を結ぶ結果になるよ!!
本心でした。でも、理社が受験者平均を大きく超えている保証はどこにもありませんので、ただの気休めにしかならないとも思っていました。
しかし算数くんは頑張ってプラス材料を探しながら気持ちを奮い立たせようと必死になります。「理科が65点で社会が60点、平均点がいつも通りだとすると・・・」何やら相当強気な自己採点を始めました。今まで理社でそんなに稼いだ事はないので、横で聞いている親からすると現実離れをしている自己採点をしている気がして少し心苦しくなっていました。
自己採点の途中で巣鴨の合格が判明したこともあり、算数くんのプラス思考はますます拍車が掛かってきました。そして寝る頃には「合格最低点が200点くらいなら大丈夫かも!!」とショックからの立ち直りを見せてくれていました。
算数の易化傾向を考えると合格最低点は上がる気もしていました。理社の自己採点が甘すぎる気もしていましたし、もし自己採点が正確だとしても算数くんがそんなに高得点を取れるテストなら平均点も上がってしまうと感じていました。そもそも得点源にしなくてはいけない算数で大幅にしくじって合格することなど想像すらできません。そのため親としては「繰り上げ合格の基準に乗るかどうかが現実的かな・・・」と捉えておりました。
こうして2月1日は終了しました。第一志望の受験、巣鴨の午後受験、解答速報のショック、巣鴨の合格、気持ちの切り替え。いろいろな事があった長い一日となりましたが、疲れとプラス思考で何とか寝つき良く就寝するのでした。
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