受験業界の中ではよく
テスト結果で一喜一憂をしてはいけません
みたいなことを聞きますが・・・・
これは間違えていると思います!!
だって
一喜一憂という感情は真剣に取り組んでいれば自然発生的なもの
だからです。
逆に言うと一喜一憂しない場合は「真剣に取り組んでいない可能性」を心配した方がいいくらいだと思います。
まあ、『今回はいつもと違う解き方を試してみる』といったような特殊な試みをするケースなどは例外かもしれませんが、中学受験ではそういったケースはかなりレアだと思います。
ではテスト結果はどうやって捉えたらいいかというと、
一喜一憂後、いかに早く気持ちを立て直すか
を考えることだと思います。
よく
試験本番ではないのだから一喜一憂をしない
といった話も耳にしますが、
試験本番に備えて、一喜一憂後に気持ちを立て直すトレーニングをする
と言い聞かせた方がよっぽど建設的だと思います。不可避的な感情に抗うのではなく、受け入れたうえで対策を講じるトレーニングをするといった考え方です。
試験本番では何が起こるかわかりません。
例えば渋幕の発表日は1月24日前後。2月1日に開成や桜蔭を受けると仮定したとすると、渋幕の結果は直前期の精神状態に大きく影響をする事となります。
また2月1日から5日の受験ピークの時、合格発表前でも『出来・不出来』等の感触により精神的に大きく負荷がかかることが想定されます。
午後受験をする人はかなりスピーディーな気持ちの切り替えが求められるケースもあります。
そういったことを想定すると
テスト結果で一喜一憂をしない!!
と感情に抗うより
一喜一憂するのは本気の証拠!!
いかに早く精神面を立て直すかの特訓するチャンス!!
と捉えた方が精神衛生上プラスであるように感じていました。
テスト結果で感情が揺さぶられるかもしれません。
我が家ではそれを『本気の証拠』として捉え、当日(遅くても翌日)中に冷静さとポジティブさを取り戻すように気持ちを保つようにしていました。