少し前に6年時の算数学習法を書いたときに『5年の時の勉強は別の機会に書く』なんて宣言してましたが・・・。
既に書いてありました・・・
ですので繰り返し部分が多くなりますが、まとめ的な感じで書こうと思います。
算数の勉強方法(5年)
■テキスト★問題と入試演習のみ
(正答率70%程度)
■1週間の勉強は1時間半程度
■解き直しは原則なし
基本的には授業で理解してくるので、算数の家庭学習はかなり少なくて済みました。
ただ後から振り返るともっと基礎を固めておいた方が良かったと思っています。
そう思ったきっかけはベイシック(サピックスで購入する補助教材で、算数の基本項目を分野別で学べる問題集)を取り組むべきかどうかをサピックスの講師に相談した際のアドバイスです。
その時のアドバイスは
算数くんは難問の正答率も高いので実力はあると思います。
しかし、たまに我流で問題を解いてしまう傾向があるので、授業で指導している方法で解く訓練はしてもらいたいと考えています。
算数くんにはベイシックは簡単すぎるかもしれませんが、そういった意味で余力があれば一通りはやった方がいいと考えています。
などほど・・・。
余裕ならあるな・・・。
ということで少しずつベイシックを行うことにしました。
やり方などは以前にブログに書いていたのでリンクを載せておきます。
ベイシックを一通り終わってみると、算数くんは「簡単ではあったけど、いくつか気付きはあった」みたいなコメントをしていました。
算数の勉強方法についての考え方はたくさんあると思いますが、5年生までは基礎を完璧にする方法が最も無難である気がしています。
算数だけを考えてみると、算数くんは5年の時から「中学への算数」を取り組むことは可能だったように思えます。実際トップ層はすでに取り組んでいるケースもあったことかと思います。
でも算数くんは難問(中学への算数)の道へ進むのではなく、基礎(ベイシック)の道を進むことを選びました。
※他教科をやらなくてはいけないという理由があったのも大きいですが・・・。
結果的には6年前半の時は5年生のころから難問をこなしてきたトップ層にはかなわない実力だったと思います。
しかし受験本番までにはトップ層に多分追いつきました(最終的な算数のサピックス偏差値は72程度。6年1月にコベツバのトップガンを制覇し、NN開成の算数偏差値は80オーバーへ)。
他教材まで手を出しているライバルの存在は確かに焦りを生むと思いますが、まずはサピのカリキュラムのうち基礎~標準的な問題を完璧と思えるまで復習するのが最優先だと思います。