Twitterなどを見ていると算数に苦手意識を持っているがために日々の家庭学習の進捗が遅くなっているご家庭が多くあるように感じています。
そこで我が家で行っていた声掛けを少しご紹介します。
間違えた Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
コベツバ見ておけよ^^
(コベツバを見て)
おお!!美しい!!( ✧Д✧)
その解法を思い浮かべるキッカケを自分なりに考えとけよ!!
ポイントは最後です。
算数や数学においては『暗記科目か?考える科目か?』みたいな話がよく出ると思います。
ここから先は持論ですが、我が家では
解法と着眼点を暗記して、それらをどうやって使うかを考える
としていました。
盲点は着眼点の暗記です。
例を挙げるとマス目が表示されている場合における角度の問題。
この場合はマス目を使用している事が着眼点の一つだと考えます。
理由はマス目を使って直線を書いた場合の角度は基本的には45°の倍数の角度になるため、解法もしくは解答としてその数字が出てきやすいからです。
実際の解法で上記の着眼点が必要かどうかはわかりませんが、少なくともアプローチ方法の一つとして持ち合わせておくことは大切なように感じていました。
二月の勝者の灰谷先生の教え方も『着眼点』に意識を向けているように感じます。
灰谷先生はこの問題に対して、『気づいたこと(着眼点)』を生徒に聞いています。
これに対して上杉陸斗くんは「半径がわからない問題」と着眼点を示し、「半径×半径が分かれば解ける」と解法を答えていくことになります。
塾では様々な解法を学んでくると思います。
もちろん着眼点もしっかり教えてくれているのだと思います。
しかし家庭学習の場合はどうしても着眼点に対する意識は薄れてしまうように感じていました。
だからこそ意識的に『解法を思い浮かぶためのポイント』を考えるように意識づけを行っていました。
解説聞けば分かるけど、自分じゃそんな解法は思いつかない!!
と思ってしまいがちですが、解説を聞いて分かるのであれば『解法』に対する理解は一定程度はあるのだと思います。
だとすれば着眼点を理解し記憶する癖をつけることが算数における視野を広げる事に繋がり、結果として成績アップに結び付くのだと考えていました。
もし今の時期に算数が進まず苦しんでいるのであれば、『解法』と『着眼点』の両面から不足しているポイントを理解していくことが遠回りなようで最短のルートであるように感じています。