今回はコベツバのトップガン特訓についてです。
よく質問を受けるので、我が家のケースをまとめてみます。
まず『コベツバ』と『トップガン』をご存じない方のためにザックリとした説明です。
■コベツバ(取扱教科:算数)
かつて浜学園で灘中コースを担当していた講師が以下のサービスをオンライン上で提供してくれるサービスです。
① 『サピックス』解説・対策
② 『予習シリーズ』解説・対策
③ コベツバWeb授業
④ トップガン特訓
⑤過去問解説
我が家は①と④のサービスを使用しました。
■トップガン特訓
最難関中算数特訓とされているもので、
筑駒・開成・聖光・渋幕・麻布・桜蔭・栄光・灘・久留米大附設・東海
を対象中学としております。
取扱分野は以下の9分野です。
『数の性質』『規則性』『速さ』『平面図形』『立体図形』『場合の数』『論理・推理』『水問題・水グラフ』『点の移動・図形の移動』
分野の選び方は志望校によって異なります。
例えば開成だと
◎最頻出分野
『速さ』『数の性質』『立体図形』
〇頻出分野
『論理/推理』
△頻出ではないが出題され得る分野
『場合の数』
と5分野の指定がありました。
ちなみに我が家は上記5分野をすべて購入いたしました。
■算数くんの感想
本人に聞いてみたところ
結構むずかった!!
灘と渋幕の問題が難しかった記憶が・・・
みたいなことを話していました。。。。
■我が家の使い方
①6年生の夏休み前
算数はある程度の自信があった状態だったので『SS特訓に向けてパワーアップをする』ことを目的に6~7月くらいから取り組み始めました。
しかし1か月くらいでストップしました。
太刀打ちできないわけではなかったのですが、日曜日の時間を多く取られすぎてしまい、他の教科を行う時間が極端に少なくなってしまったからです。
②直前期(6年1月)
6年1月は始業式以外は全て小学校を欠席いたしました。
そのため
『小学校に行っている時間帯は原則トップガンに充てる』
というルーティンを作りました。
(実際は色々な予定が入ったので、そう上手くはいきませんでしたが。。。)
話はそれますが、直前期に小学校を休む場合はしっかりとしたスケジュールを立てないとダラダラしてしまうリスクが高いように思えます。
そんなリスクを想定したため、我が家では少しハードなプランを作っていたのです(細かなスケジュールだとイレギュラーが出そうなので、「とにかく小学校に行っている時間帯はトップガンをやる!!」みたいなシンプルプランでした)。
■トップガンの効果
正直わかりませんが少なくとも結果としては
開成の範囲をすべて終わらせた後に実施した、NN開成そっくりテスト(最終回)の算数で2位を取り、偏差値は80を超えていました。
本人曰く
トップガンの成果だと思う!!
だそうですが、親の立場からすると正直よくわかりません。
ただ自信には繋がったのは確かなようでした。
■オススメするか?
算数に自信がある人にしかオススメしないというのが正直なところです。
算数くんのサピックス偏差値(6年通期)は平均で65前後でした。
ケアレスミスと『問題文の意味が分からない(酷語・・・)』ことでチョイチョイ失点をしていましたが、12月のサピックスオープンでは偏差値72程度を取るなど、ある程度は仕上がっている状態でした。過去問でも合格者平均をしっかりとれるレベルです。
サピックスもしくは他塾においても、授業内容をしっかりこなせれば最難関校であっても十分に合格点をとれるだけのノウハウは提供してくれるものと思います。
もしそれらが不十分(イメージではサピックスの偏差値が60未満)なのであれば、いたずらにトップガンに飛びつくのはオススメできないと考えています。
それよりは自塾のテキストをコベツバの『ポイント解説』(塾テキストの解説動画から見られます)を併用しながらしっかりマスターすることが最優先のように感じています。