最近しばしばTwitterで「歴史の年号が覚えられない!!」というのを目にします。
というわけで、算数くんがどのように年号と向き合っていたかのご紹介です。
■基本スタンス
サピックスで配布される年号プリントを気合で覚える!!
けっこうガチで取り組んでいました。おそらくは1週間以内にすべて暗唱できるまでになっていたと思います(短期記憶かもしれませんが・・・)。
普段は「壁などに記憶するものを貼り付ける」ということはしない算数くんでしたが、この年号プリントだけは例外的にコピーをベッドの横に貼り付けて頑張っていました。
で、結果どうなったか・・・
①プリントの場所で完全記憶!!
我が家ではこんなやり取りが生まれました。
プリントの「左から〇列目・上から〇番目」みたいに問題出して!!
おっけ^^
じゃあ左から3列目・上から5番目!!
○○年で△△!!
正解!!
じゃあ左から5列目を上から順番に全部!!
▲年○○、★年☆☆・・・・!!
正解!!
要は年号を単発ではなく、1つの年表のように記憶するようになったのです。
②年号の順番を意識できるように!!
単語カードや語呂合わせをあまり使用しなかったことが良かったのか、年号の順番を意識するようになりました(単語カード・語呂合わせを全く使用しなかったわけではありません)。
新しい年号が出てくると
年号プリントでいうと○○と△△の間くらいの出来事か!!
だったら時代背景はこんなかな?
みたいな感覚が養われていったようなのです。
(たまに「19××年は19×△年に○○があったから、こんな時代か・・・」みたいな事をブツブツ言っていました)
これって年号を単発として覚えなかった事の効果であるように感じています。
その意味で「年号の一覧」「年表の使用」というのは一定効果があるように感じました。
■語呂合わせはしなかったのか??
いや、しました^^
やっぱり友達同士の会話とかで印象的な語呂合わせはたくさん仕入れてくるようで、
イチゴパンツ(^^♪
と楽しそうに勉強している事もしばしばありました。
※イチゴパンツ⇒1582年:本能寺の変の語呂合わせ
■YouTubeのご紹介
YouTubeで面白かったものをご紹介
算数くん曰く
動画が面白かった!!
でも、これで暗記したのは無いかも(^_^;)
とのこと。
実際見てみると動画自体はメチャクチャ面白いです!!
ただ語呂合わせをたくさん紹介しすぎているので、このサイトを中心に記憶するのはかなり非現実的なような気がします(算数くんは4~5個だけ1回見たかな?って感じです)。
一方でこのサイトには社会だけではなく理科や地理の語呂合わせもあるので、苦手項目のみをピックアップして視聴するのも面白いかもしれません。
理科はこんな感じ↓
ちなみにこのサイトは国語の記述力アップのキッカケを探していた時に偶然に見つけました。その時に見つけた動画は以下のものです。
『酷語』の方は一見の価値ありだと思います!!
にしてもてつおう先生の右脳・左脳はどうなっているんだ??
(東大父・藝大母のお子様だとか・・・)
②エグスプロージョン(踊る授業シリーズ)
『本能寺の変』の動画で有名になりましたが、それキッカケでいくつか見て楽しみました。
中でも親子で気に入っていたのがこちらの動画
1853(イヤーン!誤算!)の年号や翌年に日米和親条約を締結した事、ペリーのあだ名が「熊おやじ」だったことなど、リズムに合わせて紹介してくれるので自然と脳裏に刻まれてしまいました。
■年号暗記で大切なこと
年号の覚え方は語呂合わせをしようが何だろうがあまり関係ないと思います。
っていうか年号そのものの数字にはあまり意味がないと思います(テストには出るかもですが)。
大切なのは時代背景や他の事件との結びつきをイメージできるか?(例えば上の動画だとペリー来航と日米和親条約が1年違いである事を感覚的に掴むことができるか)だと思います。
そのためには「年表を意識する」ことや「語呂で覚えてもいいが、ちゃんと数字の感覚を持つ」といった意識が大切なように思えます。