第二志望以下の過去問はどうするか??
こんな話をよく聞きます。
(第一志望の話はこちら)
正確なデータは残っていないので記憶ベースですが・・・。
■第二志望(海城)
・算数:7回分くらい
・国語:8回分くらい
・理科:4回分くらい
・社会:8回分くらい
息子は海城の算数の問題を解くのが好きだったようです。
理由は高得点を取ることができたからです。過去問に取り組み始めた9月くらいで既に合格者平均を超えており、12月くらいには受験者最高得点を超えた時もありました。そのため後半では満点を取ることを目標に取り組むことができたので楽しかったようです(満点はとれませんでしたが・・・)。
2月1日は開成を受けることが決まっていたので1日目(海城は2月1日と3日の2回受験ができます)の分やる必要は全くなかったのですが、本人が楽しんでいたのでちょっと多めにやってしまった感じでした。
国語は正直ヤバかったです。本文の量だけでなく、選択問題の一つ一つの選択肢の文章が長く、とてもボリュームがある問題だったのです(少なくとも息子にとっては)。そのため過去問に取り組み始めた9月頃は全く歯が立たず、受験者平均にも全然届きませんでした(まぁ国語が苦手なので・・・・)。最終的には問題慣れをすることで何とか時間内に解ききれるようになりました。
1月に入ってからは塾からのアドバイス通り過去問対策はほとんどせず、年明け以降はほぼ開成対策の毎日を送っていました。しかしここで事件が発生します。
2月2日に海城の過去問(国語)をやったのですが、時間内に終わらせることが全くできず、受験者平均を下回ってしまったのです。慌ててもう1年分をやったら何とか受験者平均をちゃんと超えるくらいにまでは感覚が戻ったのですが、かなり焦ったのを覚えています。
なお、社会は問題の出題形式が特殊だったので多めにやりました!
■第三志望以下
実は巣鴨(算数選抜)を1回やっただけで、あとは全くやりませんでした。。。。サピの先生からは「2~3年分はやったほうがいい」的な指導を受けていたのですが、うまく時間を作ることができませんでした(というか本人が面倒くさがってやりたがらなかった・・・)。
それでも栄東(A日程)の特待合格を含め、受験校はすべて合格を頂くことができました。
息子の方針は見習うべきではないかもしれません。
基本戦略は「塾の方針に従う」としたものの、完全にその指示に従うことはできませんでしたので。。。
ただ「第一志望は10年分」などの形式的な目安を絶対視する必要はないと思います。
もちろん自信に繋がるなどの効果はあるのでしょうが、過度に形式にとらわれるのではなく「平常授業の復習」「塾の志望校特訓の復習」などを最優先とすべきだと思います。
特に第一志望については「塾の志望校特訓(SS)」「学校別サピックスオープン」「早稲田アカデミーのそっくりテスト」などで出題形式に沿った訓練を十分に積んでいるはずです。その意味においても過去問実施回数を過度にこだわる必要はなく、「”できる限り”塾で指示された回数分に取り組む努力をする」「塾の復習が十分にできている事を前提で取り組む」といった姿勢が重要だと思います。
※ただし塾に志望校対策がない場合などは十分な試験慣れをする観点から過去問の重要度はかなり上がる気もします。
今回もあくまで「我が家のケース」と捉えてください^^
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