本日は難問ぞろいで有名な「中学への算数(略して中数)」について。
このシリーズは中学受験だけでなく、高校・大学受験においても大変有名かと思います。メタルキングの高校時代の友人も「大学への数学」を愛用し、大学受験を成功させておりました。
しかしながら原則「サピの教材以外は手を出さない」方針で行こうと考えていた我が家。中数に興味を持ちながらも手出しはしないつもりでいました。ただ中数を悩むキッカケがやってくるのです。
サピから配布された新六年生の資料一式の中に中数の定期購読資料が入っていた
これで迷いました。新六年生に上がる時点の算数偏差値は約65。得意ではあるけどズバ抜けているわけではない。好きで得意な科目を伸ばすのもいいけど、圧倒的苦手科目があるうちは苦手克服が最優先なので中数どころではないのでは?
基本的には後者の考えが強かったのですが、一応本人に意向を聞いてみました。
やる( ・`ω・´)キリッ
復習に追われて中数やる時間ないかもよ?
やる( ・`ω・´)キリッ
じゃーサピに相談しようか
止めはしません。
やるなら日々の演習で興味ある問題を選ぶといいのでは?
(よくわからん・・・)
で、算数くんどうする?
やる( ・`ω・´)キリッ
というわけで定期購読を申し込むことに。初回の冊子が送られてきたのは2月22日。このブログが上がるほんの数日前になります。翌日の天皇誕生日は学校もサピもともに休みで、少し時間的余裕のある一日となりました。
中数やる( ・`ω・´)キリッ
授業の復習は終わったの?
(*'-'*)エヘヘ ※終わってない
やる気を削いでもどうかと思ったので、やらせてみることに。やった内容は「日々の演習」です。
(参考)中学への算数の主な構成
レベルアップ演習・・・上位3割向
日々の演習・・・・・・上位1割向
日々の演習は基本的には平日毎日1問ずつやるペースで完結するものなのですが、初回はテーマが幅広く、次回のマンスリー対策にもなるかな?ということで、とりあえず好きなようにやらせてみました。見開き2ページ、計7題ほどやったようです。
とりあえずの印象はレベル的にピッタリでした。全問正解ではありませんが、ほぼ正解。なので毎日1問ペースくらいならいけるかな?といった感じです。
ただしちょっと先を見てみると注意点があるように。それは問題演習が不足しているジャンルが多く含まれているということです。例えば立体図形の切断図などはまだ不慣れなのでここでやらせてもあまり意味はないように感じます。速さの問題においてもダイヤグラムを作図する経験は少ないので、少々ハードルが高くなることが予想されます。
こういったことを考えると、やはりサピの先生の言う通り
興味ある問題を選ぶ
このスタイルが一番ムダが無いように感じます。算数偏差値が平均60台後半かつ、特別な苦手科目がない家庭では非常にいい教材と思いますが、それ以外の家庭においては使い方を誤ると少々非効率になってしまうもの。そんな感じがしています。
まだやり始めたばかりなので、これからどんどん印象が変わってくるかも知れませんが、一応の感想です。
(・ω・`;) 続けられるかな??
サポートする親も少し大変かも・・・。