国語が苦手な算数くん ~中学受験と開成生活~

国語偏差値35から開成合格!!

中学受験の意味① 思春期をどう過ごすか

日記的なブログを続けているとスグにネタが付きそうなので、中学受験の意味について自分なりの考えを残していこうと思います。中学受験の道を選んだことを正当化しようとしているだけかもしれませんので、ご参考程度に。

 

■思春期は勉強が手につかなくなる恐れがある

■思春期に入ったら親の影響力が薄まる

 

この2点が中学受験をしようと考えた大きなきっかけです。

 

■思春期は勉強が手につかなくなる恐れがある

これはメタルキング自身の経験です。中学生の頃は好きになった人に夢中で全く勉強に手がつかなくなりました。また部活動も頑張っていたため、中学時代は恋愛と部活がほとんどを占めてしまい、満足に勉強ができたとは言えませんでした。運良く難関と言われる高校に進学することはできたのですが、ギリギリの合格。かなり綱渡りの高校受験であったと思います。ちなみに難関であっても最難関には全く手が届かなかったのも勉強に向ける気持ちが少なかったことが大きかったように感じています。

もし自分の子供も部活と恋愛にしか興味を示さなくなってしまったら「自分の100%の学校」に進学することは難しくなると考えました。なので中高一貫に入れたかったのです。

思春期を中高一貫で過ごすことにはメリットが大きいとも考えました。中学受験を経験した中学生であれば「勉強ができる=かっこいい」となる可能性が高い気がします。そのため中高一貫校にいる間の恋愛はモチベーションの向上にも繋がるかもしれません。また勉強に手がつかなくなったとしても、高校(大学)まで持ち上がれるなら挽回のチャンスは多く残る気がしております。この辺りは共学・別学によって少し状況は変わるかもしれませんが・・・。

部活も学校側が勉強とのバランスを重視してくれますし、当然部員も同じ学校の生徒なので勉強との両立を目指しやすい環境にあると思いました。

 

■思春期に入ったら親の影響力が薄まる

反抗期に入った子供に勉強をさせるのが難しいことは容易に想像できると思います。もちろん小学生相手でも難しいのですが、反抗期の子供と比べたら親の強制力が効く。これは親子で協力して頑張れる最後のチャンスであると同時に、少なくとも学歴面で考えたら悪いことではないと感じました。こちらでも書きましたが、親子で協力する最後の機会を前向きに捉えることは非常に大きな意味があると思いましたので、中学受験へのチャレンジに踏み切った訳であります。

 

このように我が家では高校受験が思春期と重なることを前提に中学受験を考えてみました。