巣鴨(算数選抜)の感触も相当に良かったようで、余裕の表情で校舎を出てきた算数くん。最寄の大塚駅までの道のりも笑顔で談笑しながら父子二人の時間を過ごしておりました。
電車に乗るとすぐに算数くんは解答速報を見せてほしいとの依頼をしてきます。
元々は翌日以降のメンタルに影響させたくなかったので解答速報を見せるつもりはなかったのですが、むしろ見せないと逆に落ち着かなそうな状況だったので受験ドクターの解答速報を本人に見せました。
その瞬間「えっ」と小声を発して固まる算数くん。親にも心配の波が押し寄せてきます。
「絶対に(自分の答えが)あっているはず。解答速報が間違えている。他の解答速報はないの?」
しかしコベツバの解答速報も受験ドクターと同じ内容。やはり算数くんが間違えているようなのです。慌てて問題用紙を読み直す算数くん。
「あ、そういう意味か・・・。解答速報があっている・・・。」
細かいことは聞いておりませんが、問題文の意味を読み違えて大幅に点数を落としてしまったようなのです。その他にもケアレスミスを発見したようなので実感とはかけ離れた点数になる見込みの様子。後で聞いた話なのですが、直後の感触では70点を超える得点だと思っていたようなのですが、「45点くらいしか取れないかも・・・」とのことでした。
その直後に国語の解答速報を見せたところ、漢字の間違いを1問発見。記述については「自信のある問題もあるけど、よくわからない・・・。」と心ここにあらずといった感じで小声で感想を発していました。
帰りの電車は突如重苦しい雰囲気に変わりました。声掛けをしてあげたいところでしたが、本人は問題用紙と睨めっこ状態なので親からは何の声掛けも出来ず。そのままの雰囲気で自宅に到着しました。
帰るとソファーに倒れこむ算数くん。涙をこらえていたようでしたが、母親にやさしく声を掛けられたことを切っ掛けにこらえていた涙が溢れ出してきました。
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