受験番号は早い方が有利なの??
今回はそんなネタです^^
受験直前期ともなると、そんな事すら気にしてしまう人もいるのだと思います。
採点する先生方も人間なので、集中力との兼ね合いとか他の人の答案内容とかの影響でわずかにでも有利不利が出るんじゃないか??
みたいに考えてしまうことも多いと思います。
■結論
①合否には関係ない
②合否以外では影響することもある
◆合否の影響について
2021年入試の開成における受験番号別の合格者はこんな感じでした。
~100番 33人
~200番 36人
~300番 35人
~400番 32人
~500番 39人
~600番 31人
~700番 31人
~800番 36人
~900番 24人
~1000番 34人
~1100番 37人
~1200番 27人
~1243番 3人
こうしてみると極端な差は無いように感じました。
この年は1243名の出願がありましたが、受験者は1051名なので200名近い未受験者がいることなどを考えると、一律に受験番号で比較することはできないと思いますが、それでも大差ない範囲と言っていい気がしました。
なお1200番台は完全に無視していいように感じています。
理由は開成の受験番号はランダム採番となっていますが、さすがに受験者総数を超える番号を早い段階で採番するはずはないので(例えば最初の出願者の受験番号を3000番といった想定受験者数を超える番号を付けない)、1200番台の多くは出願ギリギリまで受験を迷った層(=本命校でないorチャレンジ層)である可能性が高いからです。
まあ少し考えれば採点者は一人ではないため、受験番号の若い順に採点することは考えにくいですしね。おそらくは『受験をした教室毎』とか何らかの一定の基準で採点を行っているのでしょう。だとしたら受験番号の有利不利は特になくて当たり前だと思います。
◆合否以外への影響について
大きく分けると2つの観点があるように感じていました。
①受験会場が変わる
栄東が代表的なのでしょうが、出願順によって受験する会場が異なるケースがあるので、そのような学校は出願するタイミングは非常に重要になってくるかもしれません。
②午後受験へのタイミング
特に2月1日は午後受験をする方も多いと思います。
その場合は午前受験校の解散時間も少し気になるかもしれません。そうすると場合によっては受験番号が若いほうが解散時間がわずかながら早くなる可能性があります。
とはいっても例えば開成の場合は校舎ごとに解散時間が異なる(2022年の時は1~700番までは中学校舎・701番以降は高校校舎となり、それぞれ若い番号順で解散)ので、一概に「若い番号が有利」とも言えないようにも感じます。
結論
受験番号を気にする必要はほとんどない
かなりどうでもいい内容でスミマセン・・・・。