プライベートが忙しかったので更新が遅れました。。。
逆転のための家庭学習、というか「塾以外の学習」についてを書いてみようと思います。
まず受験の大原則の確認から
受験勉強は塾の勉強がメイン
学習のために拘束される時間を考えると、受験勉強の中心は塾のカリキュラムであることは間違いのない事実だと思います(塾なし受験を除く)。
だとすると自塾の勉強を確実にこなすための学習が最も効果的になると思うのですが・・・・。
それでも塾のカリキュラム以外の勉強に手を出す事は少なからずあると思います。
ザクっとケースで分けると
①塾の授業についていけていないケース
②塾の授業についていけて、なお余裕があるケース
③その他
①塾の授業についていけていないケース
イメージだと自塾の偏差値が40以下のケース。
この偏差値を連発するのであれば塾の授業についていけていない証拠だと思います。
もちろんクラス編成によりその子にあった授業はなされていると思いますが、
レベルにあっている授業を受けているにも関わらず成績が伸びない≒授業についていけていない
と判断してもおかしくないレベルだと思います。
息子の算数くんの国語のレベルがまさにこれでした。
小5の時の国語の偏差値は30台を連発!!
ということでパパ塾でサピックス以外の勉強に手を出すことにしました。
目的はただ1つで
サピックスの授業についていけるだけの力をつけること
です。
「俺が教えて国語を武器にしてやる!!」
みたいな考えではなく、ゴールはあくまで
授業にしっかりついていけるレベルに到達させる
でした。
(そうしないと「パパ塾のノウハウ」と「塾のノウハウ」に乖離が生じて、結局子供が混乱するか非効率を生んでしまうと考えていました)
この「塾の授業についていけていない子供が、授業についていけるだけの力を身に着けるための学習」は非常に意味のあるものだと思います。
②塾の授業についていけて、なお余裕があるケース
自塾での偏差値が少なくとも60を超えているケースのイメージです。
息子の場合は算数がこれに該当しました。
算数の家庭学習の指定範囲はある程度余裕でこなしてしまうので、更に突き抜けた力をを養いたいと思い、塾以外の勉強に手を出しました。
具体的には「中学への算数」「コベツバのトップガン特訓」を行ったわけなのですが・・・。
このような「余裕があるから塾以外の勉強をやる」というスタンス、否定はしませんが行う時期を考える必要があると思います。
息子は小6の1学期に始めた「中学への算数」「トップガン特訓」は2つの理由ですぐにやめることになりました。
①自塾の復習(他教科)が疎かになる
②苦手科目を「塾の授業についていけるレベルにするのが優先」
いったん休止したトップガン特訓に本格的に手を付けたのは小6の1月からです。
この時期にようやく余裕ができたため、「+アルファ」の勉強をすることができたのです。
③その他
もし受験生の方で「塾のカリキュラム以外の勉強」をしている方がいらっしゃったら、是非1つだけ自問してほしいと思っています。
なぜ塾以外の勉強をしているのか?
この問いに
・評判のいい参考書だから
・志望校対策として重要だと考えているから
といった解答が思い浮かんだのであれば少し注意が必要だと思います。
理由は「塾のカリキュラムが最重要」という大原則から外れている可能性が否定できないように感じるからです。
どんなにいい参考書であっても、その使用は塾のカリキュラムの習熟状況と合わせて考えないと非常に効率の悪い学習になってしまうと思っていました。
塾で教わる内容と重複していて時間効率を下げる可能性も否定することは難しいですし、塾とは違う教え方で混乱を招く恐れも否定することは困難だと思います。
だから「その他の目的」で塾以外の勉強をするのは慎重になる必要があると思っていました。
ただし例外もあります。
語彙力
これは塾で習うものだけでは足りているか足りていないかが分かりません。
なぜなら教養のレベル感によって語彙量は大きく異なってくると思われるからです。
息子は日常生活を送ることが心配されるレベルの語彙力でした。だからこそ語彙力についてはある程度自学で増やすこともありな気がしていました。
ちょっと長くなりましたが
勉強の軸は塾のカリキュラム
をしっかりと認識したうえで「塾以外の勉強」は考えないと良くないと思う、という個人の感想です。